デザインコース『プロデザイナー育成プログラム』 が目指すのは就労時に具体的に役立つ、確かな能力を身につけること

当デザインコースは、様々な事情により現状では一般就労が困難な状況にある方、将来的に在宅での就労を目標とされている方を対象に、本格的な商業広告デザインをプロのデザイナーを目指して学んでいく『プロデザイナー育成プログラム』があります。具体的にはDTPを中心にグラフィックソフトを使いこなし、広告に関する基礎知識と技能を高める内容となっております。もちろん未経験の方でも大丈夫です。やってみたいという気持ちがあれば必ず習得できます。それぞれのペースで少しずつというのが通常のパソコンスクールとの大きな違いです。

ご本人様にとっては、当事業所のような場所であっても社会へ飛び出すという行為は、とても勇気がいることです。もしかするとご家族や近親の方の後押しが必要な場合もあるかもしれません。まずは当コースでの学びの様子を見にきていただきたいです。利用者さんがどんなことをやっているのか、その表情や課題に取り組む姿勢を見て雰囲気を感じていただきたいです。

まずは好きになること、そして楽しくなること、そしてそれを継続させること

当デザインコースには、コミュニケーションが苦手な方や集中力が長く続かない方もいらっしゃいます。一般就労には不利になりがちなこのような側面があるために、なかなか自分の実力を発揮できないという難しい点があるのが現実です。ただ反面、いろいろな思いに耽ったり、考え事が好きな面が多くみられます。デザインというのは一般的に美術的なセンスが必要であるように思われています。ですが、商業広告デザインにセンスは必要ありません。しっかりとじっくり基本を学んでいけば、必ずプロへと繋がる技術を習得できます。

デザイナーになるために一番必要なことは、とにかく継続して取り組むことです。どれだけPCや課題と向き合っているか、その向き合っている時間こそがプロになれるかを左右する分岐点になります。アニメを見たり、ゲームをするのと同じように、まずはデザインすることを好きになること、そして楽しさを実感すること、そしてそれを継続させていくことこそがデザイナーとしての技術向上へと必ず導いてくれます。


新しいカタチの就労継続支援B型
利用者が利用者へ指導できるデザインコースへ

技能が上達してくれば、利用者さんにも少しずつ自信がついてきます。しかし、そのまま課題だけを続けていくにはモチベーションに限界が生じます。そこで本コースではプロデザイナークラスの利用者の方へ独自のカリキュラムを2つご用意しています。一つは一般企業の案件を実際にお仕事として受注すること。ここで課題とは違うスケジュール管理や業務の流れを経験することができます。もう一つは他の利用者さんへの指導です。人へ教えることで責任感や忍耐力を少しずつ育むことへとつなげます。

本コースではすでにそのようなモデルコースが実施されています。今、活躍している利用者さんたちも最初は皆さん初心者でした。そんな彼らが少しずつ成長している姿を見ることができます。 本コースでは、今後はさらにその輪を広げていきたいと考えております。只今、本コースにて無料体験レッスンを実施しております。この機会にぜひ一度、ご本人様と一緒にご見学にいらっしゃいませんか?

デザインコース利用者から利用者への指導イメージ1
デザインコース利用者から利用者への指導イメージ2